(2) ミャンマーでどうよ?
今年の宣教ツアー先はミャンマーでした。あまり日本から観光にいかれる方がいないと思います。事前にインターネットでいろいろ情報収集しましたが、実はあまり情報のない国です。例をあげると、首都が変わっていたのを何年の公表しなかったり、入国時に強制両替制度があったのがいつのまにかなくなっていたり、とかいろいろです。今回はその国の事情も考慮して、未信者に対して直接的な宣教活動ではなくて、神学校や孤児院への訪問が主体となった活動でした。
今回は過去にミャンマーを訪れたことのある方2名から、事前にいろんな事を聞くチャンスがあって大体の雰囲気程度をつかんでいけたのが助かりました。
加えて、短期宣教の場合、観光名所にはいかず貧しい地域をまわるのでその国の本当生活レベルとか個人の生活の様子を見ることができるので実情をよく理解できるといい機会でもあります。その際に直接その国の人とコミュニケーションをとることになるので、その国の人が日本人をどう思っているとか、そこの人たちの生活観なんかが分かっていると、コミュニケーションがとりやすくなるので、事前のリサーチは役に立ちました。
日本人歓迎、マジ?
今回の場合、ミャンマーの人の日本人に対する感情は非常に良かったと思います。日本では教えない過去の戦争の事を、アジアの国ではしっかり教えているし、実際戦争に参加された方のお子さんやお孫さんの世代でも、戦争が与えた傷については知らなかったではすまされない部分があるのを経験したことがありました。そういう過去の経験から考えても、これだけ対日感情がいいのはめずらしいです。しかも、年上の人を尊敬しなさいとか、公衆の面前で酒はのんでよっぱらてはいけないという戦前の日本にあったような風習がいまでものこっているそうで、全般に礼儀ただしさとつつましやかさを匂わせています。
経済的にも日本が主要な相手らしく、市内を走っている車は、バスやタクシーは日本の中古車で、当時のそのまま塗装ではっしています。京都の市バス、JR関東バス、そして神奈川中央交通、京成バスの名前が入ったままで、行き先表示も鎌倉行きだったりしたのをよく見かけました。
その他の乗用車はについても、ほとんどがトヨタか日産で近年よくアジアでみかける現代などの韓国製やアメリカ車は皆無。ときおり金持ちがのっているベンツが例外的でした。
スーパーマーケットの化粧品コーナーには日本人のポスターだらけという具合でした。
街の雰囲気でいえば、今回のミャンマーは、過去の中で一番治安の状態がよく、比較的貧しい地域といわれているところでも衛生状態はよっかた方でした。もうひとついえば、貧しい国とはいっても、この国の人たちの勤勉さもやはり目につきました。あといって初めて分かったのが、結構他民族国家だったという事です。繁華街にはインド系、中国系、ビルマ系やその他少数民族系といろいろです。おもしろかったのは、街じゅうパラポラアンテナだらけで衛星放送ほぼ見放題、しかもインターネットの検閲もないようで、神学生には日本のニュウースサイトでみた記事は本当とかと質問されて、情報公開もが予想外にオープンで進んでいたことです。
そうはいっても油断大敵
人々の生活は比較的物資もあり、活気もあって、治安もそこそこなので平和そうですが、
選挙をやってかった与党の党首がいまだに軟禁状態。首都を移転しても国連にも発表しないほどの軍部独裁政権の政治情勢がある事を忘れてはいけない。
無届集会やデモは違法、路上で拡声器を使用しても違法になる、そうやって首をしめつつ、段々と経済開放をやっているようです。ベトナムのやり方に似たものを感じます。
これが、アジア的な他民族国家の宿命でしょうか?
それは、きって過去急激な欧米的な民主化をすると、他民族間で抗争がおきて内戦化する事例のなんと多いことを警戒しているのかもしれません、だから、イデオロギーとかに
関わることに非常に敏感になっているんでしょうか。。
今までになく、訪問した国のことを考えてしまいました。街には寺院とか教会とかあり、商店には物があふれて活気がある。上を見上げると高く晴れた青い空におおきな白い雲がわきあがっていた。その雲の間を最新鋭のジェット戦闘機が何回も飛んでいるのをみてこの国の事情の複雑を感じていた。
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